ホイップ（泡立て）とは、ホイップクリーム中に空気を抱き込んだ状態のことです。
ホイップクリームは非常にデリケートな製品です。次のポイントを押さえてホイップしてみてください。

①温度
ホイップクリームは冷えた状態のものをお使いください。 温度が高いとホイップできません。
※低脂肪ホイップは温度が低すぎてもホイップが難しくなります。冷蔵庫で冷やした後は氷水をひかずにホイップしてください。

②ボールの大きさとホイップ量
水分・油分がない25～30㎝程度のきれいなボールに1パック（180～200ml）程度を入れてください。 ボールが小さすぎたりホイップクリームの量が多いと空気を抱き込みにくくなり、ホイップが難しくなります。また、ボールが大きすぎても空気を抱き込みにくくなり、ホイップしにくくなります。
※ 金属製のボールと泡だて器との摩擦により、黒い金属粉が発生する場合がありますので、ガラスなどのボールの使用をおすすめします。

③泡立て用の道具
ハンドミキサーは軸が2本タイプのものをご利用ください。
バーミックス、コートミキサー、軸が１本タイプのハンドミキサーではホイップできません。また、ハンドミキサーでホイップする場合は最初から高速にしてホイップしてください。
泡だて器でホイップする場合は、大きめの泡立て器を使って休むことなく一気にホイップしてください。

● ホイップの仕方はこちらをご参照ください
● 時短・泡立ち長持ちホイップ

流通過程での振動や衝撃、温度変化によって固まる場合があります。 また、ご家庭で冷蔵庫の冷気の吹き出し口付近やドアポケットに保存されますと、凍結したり固まる場合があります。 におい、味（酸味や苦味）などに問題がなければお料理などにご利用いただけます。
ホイップのレシピはこちら

コーヒーの酸や熱により、白い羽毛状に凝集してしまう場合があります。 また、熱いコーヒーに入れると脂肪分が分離して油滴となり、コーヒーの表面にキラキラと浮く場合もあります。 そのため、コーヒーに使用する場合は、ホイップを泡立てたものをコーヒーの上に乗せてお召し上がりいただくことをおすすめします。

ホイップクリーム
開封したら賞味期限に関わらずなるべくお早めにご使用ください。ホイップクリームはお料理にもお使いいただけます。
ホイップのレシピはこちら
スプレーホイップ
缶中のホイップクリームが空気に触れない構造になっているため、缶底記載の賞味期限までお使いいただけます。使用後は清潔に保つため必ず温水でノズルの内部まで丁寧に洗浄し、水分を拭き取った後は冷蔵庫で保存してください。

ホイップする際に空気中の細菌なども一緒に抱き込みますので、賞味期限に関わらずなるべくお早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。 また、ホイップしたものはしばらくすると抱き込んだ空気が抜けて液状に戻ってしまいます。必要な分量をホイップしてください。

ホイップやデコレーションの仕方にもよりますが、１パック２００mlで５号（直径15㎝）～6号(直径18㎝)のケーキが目安になります。

ホイップクリームは無菌充填機で製造しており、品質保護のため加熱によるシールを強くしております。 開け方が牛乳パックとは異なりますのでご注意ください。 今後容器の開け口の改善も検討してまいります。
パックの開け方

乳化剤というのは水と油を混ぜ合わせる(乳化)ためのものです。 「乳」という文字が入っていますが、乳成分は含まれておりません。

パック内にアルミ箔が貼ってあるので、牛乳パックなどの紙パックとはリサイクル区分が異なります。 紙製容器包装としてリサイクルをお願いします。詳細はお住まいの市町村へご確認ください。