こだわり
竹炭焙煎による「雑味を抑える」輻射熱効果
竹炭の輻射熱効果により、豆の中心部まで均一に熱が通り雑味の少なく、コクがありながら後味がすっきりした香り高いコーヒーに仕上がります。

■青白い炎
炭から発生するガスによりコーヒー豆の過剰な酸化が抑えられ、旨味成分を閉じ込めます。この際に現れる青白い炎は竹炭特有の現象です。

ガス焙煎と竹炭焙煎の違い(熱の伝わり方の違い)

対流熱の強いガス焙煎では熱風が当たる表面から熱が加わり徐々に焙煎が進みます。

対流熱は液体、気体によって伝わる熱のことです。お風呂を沸かす時に湯船の上が熱くなるのは温度が高い水分子の動きが活発になり上に移動するからです。

竹炭焙煎は対流熱によって豆の表面から焙煎されると同時に、輻射熱によって豆の内部にも熱を通すことができるのでより均一に焼き上げられます。

輻射熱は熱線によって直接伝わる熱のことです。高温の固体表面から低温の固体表面に、その間の空気その他の気体の存在に関係なく、直接電磁波の形で伝わることを輻射といいます。

■徹底した温度管理
丹念に焼き上げた後、香り成分の揮発抑制の為、窒素ガスで急速冷却しています。
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焙煎豆の含水量の関係
水分は、焙煎豆の天敵と言われております。
水分が少ない程、焼きたての風味を長期間保持します。
コーヒー豆の含水量を減らすことでコーヒー豆を保存する際の品質劣化のリスクを抑えるだけでなく、均一に焼きあがるのでコーヒー豆自体の風味が楽しめます。
【輻射熱による含水量 減少効果】
コーヒー豆を焙煎する工程は、硬く水分を含む豆表面から均一に熱をいれることで水分を多く飛ばし、豆を膨らませ、旨みを閉じ込めるように焼き上げます。
【炭の燃焼による含水量 減少効果】

ガスは水素(H2)を多く含み燃焼すると空気中の酸素(O2)と結合し水蒸気(H20)を発生します。
一方炭は燃焼しても水素を含まないので水蒸気は発生しません。

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