ご挨拶
「製造・直販」を強みに『中期5ヵ年計画』達成へ
私たちスジャータめいらくグループは2024年度も引き続き「食と美と健康+環境」をテーマに商品開発に取り組んできました。この取り組みの源流の1つと言えるのが、カナダ産のオーガニック大豆を使用した有機豆乳です。カナダ領事館の尽力により、2005年にカナダの生産地を訪れ、昨年2月にはカナダ大豆協会の方々が私たちの工場を訪れ、製造現場を見学されるなど、現地生産者との関係が強固になったと感じています。
また、10月に発売したカップ飲料、「スジャータのむアサイーボウル」はSNSで話題になり、一時的に店舗で品切れが発生しました。しかし、常日頃、世界各地から厳選した原料を自社輸入しているため、すぐに追加の原料を調達でき、予想以上の需要に対応することができました。
更に、私たちは「食と美と健康+環境」の理念を深めるため、昨年からザクロの普及にも力を入れています。日本ではザクロに関する健康研究が海外に比べて遅れているため、もっと日本の食卓にザクロを取り入れていただきたいと考え、自社での調査と研究を進めています。また、新たな視点を取り入れるために名古屋大学や三重大学との共同研究もスタートしました。ザクロにはポリフェノールの一種であるエラグ酸など、多くの可能性があると考えています。
ザクロは、食べたり飲んだりする機会が少なかった果物ですが、試飲販売では「初めて飲んだ」「意外と飲みやすい」と好評です。様々な販促活動を通して、炭酸飲料や紅茶で割るレシピを紹介しながら、私たちのこだわりとして、香料無添加、果汁100%、種ごと搾っているという特徴もお伝えしていきたいと思います。また、メルマガや公式WEBサイトを通じて、本社や工場、各地で社員が行った植樹活動を発信して、より身近に感じてもらえるよう努めています。
スジャータめいらくグループは、2025年に創業79年、会社設立73年を迎えます。創業80周年に向けて策定した『中期5ヶ年計画』は4月から4年目に入ります。目標を順調に達成できているのも皆さまのお陰です。創業以来の強みである「製造・直販」を活かし、感謝の気持ち、プラス発想で、創業100周年を目指して参ります。
