もう心配いらない!コース料理でスープをいただく際のマナー

ご家庭ではもちろん、レストランや結婚披露宴でいただく
コース料理にもスープはよく登場します。
そんなとき、マナーに不安があると、
せっかくの料理を堪能できないかもしれません。
そこで今回はマナーの基礎をご紹介します。

● Lesson1 英式と仏式で違う 2種類のマナー

《 英式 》 器の手前から奥に向かってスプーンを運び、スープを
すくいます。 口にいれる際は、スプーンを口に対して
平行にしたまま流し込むようにします。

《 仏式 》 器の奥から手前、あるいは横から中央に向かってすくいます。
スプーンは口に対して垂直にて、先から流し込むようにします。

日本では英式の方が馴染んでいるようですが、どちらでも問題ありません。

● Lesson2 スマートにいただくためのコツ

《 一度にすくう量 》
スプーンの6~7割を目安にしましょう。
一口でいただけない、もしくはこぼれてしまう心配のある量はNGです。

《 スープが少なくなってきたら 》
左手で器を少し傾け、スープを一定の方向に集めると、すくいやすいです。
英式なら手前を持ち上げて、奥に集めるイメージ。仏式はその逆です。

おいしいスープを更においしく、楽しく、召し上がっていただくための
ヒントとして、是非お役立てください☆

世界のスープ

みなさんは世界三大スープをご存じですか?
コーンスープ?クラムチャウダー?…実は!!

タイの「トムヤムクン」、ロシアの「ボルシチ」、
フランスの「ブイヤベース」、中国の「フカヒレスープ」などが挙げられ、
これらの内、3つを組み合わせてそう呼ぶことが多いようです。

●トムヤムクン
トム ヤムが「酸っぱくて辛いスープ」、クンが「海老」を
意味します。辛いものを食べて汗をかき、酸っぱさで疲れを癒す。
暑くて湿度の高いタイだからこそ生まれたスープです。

●ボルシチ
「ビーツ」というかぶに似た赤い野菜で染め上げられた
赤いスープが特徴です。数種類の野菜と牛肉をじっくり煮込んだ
具だくさんのスープです。ロシアの方はボルシチを食べて寒い冬を
乗り切っているんですね。

●ブイヤベース
新鮮な魚介類が水揚げされるマルセイユで生まれました。
漁師がとれたての魚を大きな鍋で煮込んだ漁師料理です。
トマトベースのスープで海の恵が凝縮されています。

●フカヒレスープ
高級食材であるフカヒレを、とろみのある鶏ガラスープで
煮込んだものです。コラーゲンたっぷりの中国の薬膳料理です。

このように世界中のスープを見てみると、
各土地の気候や文化に合わせて作られています。
スープはその国のソウルフードと言ってもいいのかもしれないですね。

コーンスープとコーンポタージュ どちらがお好き?

「コーンスープ」と「コーンポタージュ」
みなさんは区別していますか?

 

辞書で調べると

スープ・・・西洋料理の汁物

ポタージュ・・・スープ。特にとろみをつけた濃い不透明なスープ。

私たちが使っているスープ(soup)は英語ですが、実はフランス語のスープ(soupe)が語源のようです。そしてポタージュ(potage)もフランス語です。

このフランス語のスープ、原義は「ブイヨンに浸して食べていたパン」のこと。12世紀ごろ、古くて固くなったパンをブイヨンに浸して食べる習慣がありました。それが、次第に意味が転じ、パンからブイヨン(スープ)へ置き換わったそうです。スープにクルトンを入れるのは、パンを入れていた名残とか。

日本では一般的に汁物全般を「スープ」とし、スープの中でもとろみのついたスープを特に「ポタージュ」と呼んでいます。

当社でも、さらりとしたタイプは「スープ」、とろみがついたものは「ポタージュ」という商品名になっています。

では、もう一度。

コーンスープとコーンポタージュ、あなたはどちらがお好きですか?

 

▼スープラインナップ 今日の一品に♪

http://www.sujahta.co.jp/item/potage/potage.html