栄養機能食品とは

栄養機能食品とは保健機能食品の一つで、含まれる栄養成分の機能を表示して販売される食品です。同じく保健機能食品である「特定保健用食品」のようなマークはありません。保健機能食品

栄養機能食品として販売するためには、国の定めた1日当たりの摂取目安量に含まれる該当栄養成分が定められた上・下限値の範囲内にあり、栄養機能表示だけでなく注意喚起表示等も表示する必要があります。

例えば、「ブルーベリー&カシス」は栄養機能食品(鉄・葉酸)として販売していますので、鉄・葉酸の機能とともに1日の摂取目安量が表示されています。

栄養機能食品の対象となる成分は、人間の生命活動に不可欠な栄養素です。現在はミネラル5種類とビタミン12種類が対象になっています。(2012年4月当時)
ミネラル
カルシウム、亜鉛、マグネシウム、鉄、銅
ビタミン類
ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、F、E、葉酸

ビタミン剤なども含め特定の保健機能を有する食品については、適切に摂取すれば健康増進につながりますが、不適切な摂取によっては健康を害してしまう恐れもあります。

栄養機能食品はその食品に含まれる栄養素の機能が分かるだけでなく、1日の摂取目安量も分かりますので上手に利用して、バランスのとれた食生活を目指しましょう!

投稿者:

めいらく調査隊

スジャータめいらくグループ めいらく調査隊のメルマガ連載コラムです。