なぜ「カボチャ」なの?ハロウィン雑学

10月31日はハロウィン。
遡ること数千年前は、古代ケルト人(※)の「秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す」宗教的なお祭りだったといわれています。 それがアメリカに伝わり、本来の宗教的な意味合いはなくなり今ではひとつの行事として定着しています。
さて、このハロウィン。
なぜカボチャなのか、なぜシンボルカラーがオレンジ色なのか。
その理由ご存知ですか?

※古代ケルト人
古代ヨーロッパの中~西部に住んでいた「ケルト語を話す人たち」。
(人種をさすものではない)この中には多数の部族が含まれる。
紀元前5世紀ごろ栄えた。現在はアイルランドやスコットランドに残る。

昔はカボチャじゃなかった?

ちょっと怖い顔にくり抜かれたカボチャの『ジャック・オー・ランタン』。
その昔、古代ケルト人は「カブ」をくり抜いて、その中にろうそくをいれ、ランタンにしていたそうです。26-8

それが、アメリカに伝わったときアメリカではカブがあまり親しまれておらず、カボチャに変わったとか…

そもそも「カブのランタン」の背景には、「ジャック」 という男の話があります。 ジャックは人をだますのが得意な男。
ある時、悪魔をだまし地獄に行かない約束をします。
ジャックは約束通り地獄に行かなかったのですが…

続きが気になる方はぜひ調べてみてくださいね!

イメージカラーのオレンジと黒はどこから?

もともと秋の収穫を祝うお祭りなので、「オレンジ」は収穫を表しています。 そして、古代ケルト人にとって10月31日は日本でいう「大晦日」。1年の終わりの夜、死者の霊が親族を訪ねたり、悪霊が出てきて作物を荒らすと信られていました。「黒」は「死」を表す色だったのです。

いかがでしたか? 意外と知られていないハロウィン話は楽しんで頂けましたか? 今年のハロウィンパーティでぜひ披露してくださいね♪

投稿者:

めいらく調査隊

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