ダイズ in アジア

大豆はいつ、どこからやってきたのでしょうか?

諸説ありますが、紀元前2000年以前より、中国で栽培されていたといわれています。やがて、朝鮮半島や東南アジアに広まり、日本にも弥生時代には伝来していたと考えられています。

大豆は古くから、アジア圏の人々に親しまれていたようですね。

しかし、生のままの大豆は独特の臭みが強く、消化不良を起こす原因にも・・・。そのため、アジア圏、特に東アジア・東南アジアを中心とする各地域では、調理・加工に工夫を凝らした大豆食品が定着しています。例えば↓

●豆花(トウファ)・・・台湾
豆花豆乳を固めて作った柔らかなプリンのようなもの。黒糖シロップをかける、果物を添えるなど、いろんな食べ方を楽しめます。台湾ではデザートや軽食としてお馴染みです。
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●腐乳(フウルウ)・・・中国腐乳
豆腐を塩漬け発酵させたもの。お粥に入れる、炒め物に加えるなど、主に調味料として使われます。〈豆腐のブルーチーズ〉と呼ばれるクセのある匂い・風味が特徴です。

●テンペ・・・インドネシア
テンペゆでた大豆を「テンペ菌」という白カビの一種で発酵させたもの。〈インドネシアの納豆〉と呼ばれることも。製造方法は似ていますが、納豆のような匂いや粘りはなく、クセのない味をしています。

地域独特の大豆食品はこれら以外にも数多く存在します。アジア圏の人々はそれぞれに工夫して、大豆の豊富な栄養をおいしく摂り入れていたのですね!


アジア発の大豆ですが、どのように世界に広まっていったのでしょうか?アメリカでは、黒船来航時にペリー艦隊が大豆を持ち帰ったことがきっかけで、栽培がはじまったって本当??

続きは来月のマメの豆知識にて。どうぞお楽しみに☆

 

 

投稿者:

めいらく調査隊

スジャータめいらくグループ めいらく調査隊のメルマガ連載コラムです。