小腹が減ったとき、 ついつい手が伸びてしまうおやつ。
健康を意識して、我慢している方もいらっしゃるのでは・・・?
実は、食べる時間や内容を少し工夫するだけで、体にプラスの効果をもたらしてくれるのです! 今回はおやつの上手な取り入れ方をご紹介します。
おやつは”タイミング”が重要
食後3時間程経ち、小腹が減ったと感じたときがおやつのベストタイミングです。 昼食を12時にとった場合、3時から4時になりますね。
おやつには、脳に栄養を送り込んで、仕事や家事の作業効率を高める効果があります。さらに、過度の空腹による、次の食事での食べ過ぎを防ぎ、胃腸の負担を減らす働きも期待できます。
ここで大切なのは、おやつはあくまで「補食」だということ。
朝昼夕の食事は適量をしっかりとってくださいね。
そしてもうひとつ。
間食をしたら、さらに3時間置いてから次の食事にしましょう。適度な間隔を置き、規則正しく食べることが健康に繋がります!
おやつを我慢しないことも大切
食事と食事の間隔が長く(6時間以上)空く場合、体が飢餓状態にあると認識され、次の食事でより多くの糖質や脂肪を蓄積しようとする働きが起こります。そうした場合に関しては、おやつを我慢せず、積極的に取り入れることをおすすめします。
3時のおやつが一番太りにくい?
私たちは体に、BMAL1(ビーマルワン)という脂肪を蓄積させる性質をもつタンパク質をもっています。
その数値が最も少なくなる午後3時は、おやつを食べても太りにくい時間帯といえます!ちなみに、午後10時から午前2時にかけて数値は急増し、
午後3時の約20倍に跳ね上がるとのこと。この時間帯の飲食は避けた方が良いでしょう。
健康を気にするあなたにおすすめのおやつ
食物繊維が多く含まれる小豆、寒天を
原材料とした和菓子がイチオシです。
生活習慣病を予防し、美容にも良い効果をもたらします!
ドライフルーツやナッツもヘルシーで良いですね。
おやつには甘いものやお菓子を選びがちですが、
日頃不足しがちな栄養分を補おうと意識してみてはいかがでしょうか?
1日のおやつは何カロリーまで?
一般的に約200kcalといわれています。
これは、1日に必要なエネルギーの10%に相当します。
難しい場合は、一週間あたりの平均が200kcalに収まるよう、調整してみてください。ケーキを食べた翌日のおやつは控えめにする、つい食べ過ぎてしまうスナック類は小皿に食べる分だけとるなど、無理のない範囲での我慢、工夫が効果的です。
おやつをとるうえで、是非、大切にして頂きたいのが、リラックスして、おいしく食べるということ。タイミングや内容、量を考慮しつつ、楽しみながら健康に役立てたいものですね♪