13:50 | 開演 |
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14:00 | 演題:『健康寿命の肝は運動と食事と〇〇~ロコモ予防で人生を楽しもう~』 講師:佐藤公治氏(日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 院長) |
14:50 | 休憩 |
15:10 | 長寿者紹介、アホエン紹介 |
15:30 | 演題:『健やかなる長寿を目指す生活習慣』 講師:田島和雄氏(社会福祉法人洗心福祉会 理事、美杉クリニック院長) 演題:『医学と芸術』 講師:原田康夫氏(耳鼻咽喉科医で世界最高齢テノール歌手) 対談:原田康夫氏 × 田島和雄氏 『 |
16:40 |
終演挨拶 |
16:45 | お楽しみ抽選会 |
【会場】
ウインクあいち 2F大ホール
(愛知産業労働センター)
名古屋市中村区名駅4丁目4-38
・JR名古屋駅(桜通口)より徒歩5分
・(名鉄・近鉄)名古屋駅より徒歩4分
・ユニモール地下街5番出口より徒歩2分
ミッドランド地下から地下道を通り、地上に出ずに直接ウインクあいちへご来場も可能です。
【講師紹介】
<略 歴> | 昭和58年 | 国立徳島大学医学部卒 |
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平成元年 | 名大医局に帰局 脊椎・脊髄班に所属 メルボルン大阪ヨットレース参加(太平洋縦断往復) |
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平成 7年 | 名古屋大学 整形外科 助手、 医局長、 講師 |
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平成11年 | 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 整形外科部長 | |
平成24年 | 同 副院長 | |
平成30年 | 同 院長、現職 | |
<専 門> | 脊椎・脊髄外科、腰椎内視鏡・低侵襲脊椎手術、整形外科一般 低侵襲脊椎手術関連は日本のパイオニア |
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<災害医療> | 2001年 | 西部インド地震 |
2005年 | スマトラ沖津波 赤十字国際救援 | |
2011年 | 東日本大震災 日赤救護活動 | |
その他、国内災害へ多くの職員を派遣、院内災害対策本部長として活躍 |
【講演内容】
高齢期の病的な期間を短くし「健康寿命」の延伸を誰もが望みます。ロコモティブシンドローム(以下ロコモ)は運動(移動)機能が低下することです。ロコモは運動器不安定症や骨粗鬆症も包み、身体面・精神面の虚弱化にあたるフレイル、筋肉量や筋力の低下のサルコペニアなどと共に人の衰えを象徴する概念です。予防法としては衰えを止める薬はなく、特に足腰の運動、骨や筋肉を強くする食事、飲み込みなど口と喉の機能、脳の機能維持が重要です。代表的な予防トレーニングとして左右の片足立ちと真剣なスクワットを推奨します。運動や食事の習慣は一時的でなく、取り組みを「持続」することが重要です。いくつになっても筋力は付きます。肥満は良くないですが、痩せすぎも良くなく、カルシウムや蛋白質の摂取には気を使いましょう。また飲み込み、発声、深呼吸、歯など口腔から喉への機能維持は重要です(オーラルロコモ)。その他、パソコンの使用、本を読む、書字するなど脳を使うことも大切です。ロコモを予防し人生を楽しみましょう。【講師紹介】
<略 歴> | 昭和47年 | 大阪大学医学部卒業、整形外科研修 |
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昭和48年 | 浜松市聖隷三方原病院 外科 | |
昭和52年 | 愛知県がんセンター病院 臨床病理学研修 | |
昭和54年 | 同センター研究所 疫学部研究員 | |
昭和61年 | 米国ジョンスホプキンス大学公衆衛生学部 修士過程終了 | |
平成18年 | 愛知県がんセンター研究所 疫学・予防部長を経て研究所長 | |
平成25年 | 三重大学医学部附属病院 病院長顧問 客員教授 | |
平成28年 | 社会福祉法人洗心福祉会 理事、美杉クリニック院長 現在に至る | |
<研究内容> | 日本やアジア地域におけるがんの要因探索(がんの病院疫学研究、がんの民族疫学研究) 地域医療の将来展望(対策策定のための情報構築) | |
<対外活動> | 国際対がん連合理事、アジア太平洋癌学会事務局長、アジア太平洋がん予防学会代表、日本癌学会理事(第70回学術総会会長)、日本疫学会理事、日本がん予防学会理事、日本がん疫学・分子疫学研究会事務局長、日本病理学会評議員、一般社団法人貴乃花道場理事などを歴任 |
【講演内容】
人間は生まれて25年間で成長を遂げ、数十年間の壮年期を過ごし、その後、老化が徐々に進んでいきます。理論的には成長期間の5倍の125年間は生存できると言われていますが、実際には百寿を健全な状態で迎えることは容易ではありません。【講師紹介】
<略 歴> | 昭和38年 | 広島大学医学部副助手 広島三菱病院耳鼻咽喉科医長 |
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昭和40年 | 広島大学医学部付属病院講師 イタリアパヴィア大学へ留学 | |
昭和42年 | 広島大学医学部助教授 | |
昭和53年 | 広島大学医学部教授 | |
昭和59年 | 広島大学医学部付属病院長 | |
平成 2年 | 広島大学医学部長 厚生省医療審議会医師部会委員 | |
平成 5年 | 広島大学長 文部省大学審議会委員 | |
平成13年 | 広島市病院事業管理者、事業局長 | |
平成20年 | (財)広島市文化財団常任顧問理事 (事)広島市現代美術館館長 | |
平成25年 | 呉市名誉顧問 (株)リライアンス顧問 | |
<表彰歴> | 昭和58年 | ノーベル銀メダル授与 カロリンスカノーベル研究所委員会(スウェーデン) |
昭和62年 | インド神経耳科平衡学会ゴールドメダル受賞 | |
平成 6年 | バラニ―ゴールドメダル受賞(五年に一度の医学賞スウェーデン) | |
平成 7年 | 紫綬褒章受章 | |
平成18年 | コンメンダトーレ勲章受章(イタリア) | |
平成21年 | 瑞宝重光章 | |
平成23年 | UNBERTO MASTOROIANNI国際芸術賞(イタリア) | |
<著 書> | 『めまい 基礎と臨床』(金原出版株式会社) 『行け、わが思いよ、大風呂敷にのって(自叙伝)』(文芸春秋社) 『全科でみる耳鼻咽喉の病変』(金芳堂書店) 『呼吸・発声・歌唱』(西村書店)など |
【講演内容】
初オペラ出演から66年間ステージに立ち歌い続けています。テノールの声の生命は短い。60歳くらいで声は高音が出なくなるからである。私は40年間、口に絆創膏を貼り、鼻呼吸で寝る。もう一つ犬歯の上にコンニャクのスポンジを1センチ角に切り、挿入して寝る。口渇は無く、唾液のサイクルにもよく、92歳でオペラアリアを歌うことができるのである。【対談内容】
広島大学元学長・医学部名誉教授(耳鼻咽喉科)で世界最高齢テノール歌手でもある原田康夫氏と愛知県がんセンター名誉研究所長で美杉麒麟吟詩会・田島麟芳会長としての顔を持つ田島和雄氏による、大きな声で歌うことと、健康・長寿との関係性を対談形式でお話しいただきます。